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患者様・ご家族へ

PATIENT AND FAMILY

診療費用

COST

診療費用について

在宅医療は、家に医師が来るのだから高いのではないのだろうかとご心配な方もいらっしゃると思います。 確かに普通の診療に比べると金額は少し高くなりますが、ご家族が丸一日付き添いに費やす時間や、移動のための交通費、長い待ち時間の負担などを考えると決して高いものではありません。在宅医療を活用することによって生まれる時間の方が、より大きな価値を持っていると思います。

当院では健康保険、介護保険を最大限に活用し在宅医療を提供します。 また、医療相談員が丁寧に説明し、高額療養費制度や難病指定、障害者手帳、障害者年金など社会資源を最大限に活用し、ご負担を軽減するためのサポートをさせていただきます。診療費用について遠慮なくご相談ください。

【負担上限費用について】

高齢者70歳以上(1割負担・2割負担)一般所得者 18000円/月(年間144000円が上限)
高齢者70歳以上(1割負担)非課税の方 8000円/月
70歳未満の一般の方(3割負担)
高齢者70歳以上(現役並み所得者)
高額療養費制度にて還付
※詳細はご相談ください
指定難病患者様 難病医療費助成制度による
※詳細はご相談ください
障害者1級・2級(医療証をお持ちの方) 医療費はかかりません
生活保護を受けている方 医療費はかかりません

【①訪問診療料】

医師が定期的、計画的に訪問し診察を行う場合に算定します。

  3割負担 2割負担 1割負担
在宅患者訪問診療料(1日につき) 2664円 1776円 888円
1時間を超える場合
診察追加料金(30分ごと)
300円 200円 100円

【②往診料】

医師が患者さんの求めに応じて訪問し診察を行った場合に算定します。

  時間帯 3割負担 2割負担 1割負担
日中 08:45~17:45 2550円 1700円 850円
夜間・早朝(06:00~08:45、17:45~22:00)、休日(06:00~22:00)、深夜(22:00~06:00)にはそれぞれ上記料金に加え加算が算定されます。

【③在宅時医学総合管理料】

在宅医療を提供するに当たり、総合的な在宅療養計画を作成し、定期的に訪問して診療を行い、総合的な医学管理を継続的に行ったときに算定します。

  3割負担 2割負担 1割負担
月2回以上の訪問診療
(※別に定める状態の患者様)
16200円 10800円 5400円
月2回以上の訪問診療 (上記以外) 13500円 9000円 4500円
月1回の訪問診療 8280円 5520円 2760円

【④訪問看護指示料】

訪問看護師の適切な訪問頻度や処置内容などを相談し、連携の構築に必要な指示を書面として交付した場合に算定します。

  3割負担 2割負担 1割負担
訪問看護指示料 900円 600円 300円

【⑤在宅療養指導管理料】

特定の医療行為を継続して行う必要がある場合に算定します。
たとえば人工呼吸器、在宅酸素療法や中心静脈栄養法などです。在宅医療機器や処置が必要となる場合に月一回算定します。

【⑥居宅療養管理指導料】

在宅療養において、患者様の家に訪問して、その心身の状況、置かれている環境等を把握し、療養上の管理及び指導を行った場合に算定します。介護保険サービスとして算定されます。

【⑦交通費】

距離に関係なく無料です。

※別に定める状態の患者様
(1)以下の疾患に罹患している患者様
末期の悪性腫瘍、スモン、難病法第5条1項に規定する指定難病、後天性免疫不全症候群、脊髄損傷、真皮を超える褥瘡
(2)以下の状態の患者様
在宅自己連続式腹膜灌流を行っている状態、在宅血液透析を行っている状態、在宅酸素療法を行っている状態、在宅中心静脈栄養法を行っている状態、在宅成分栄養経管栄養法を行っている状態、在宅自己導尿を行っている状態、在宅人工呼吸を行っている状態、植込型脳・脊髄刺激装置による疼痛管理を行っている状態、肺高血圧症であってプロスタグランジン12製剤を投与されている状態、気管切開を行っている状態、気管カニューレを使用している状態、ドレーンチューブまたは留置カテーテルを使用している状態、人工肛門又は人工膀胱を設置している状態

【利用例】
72歳男性 1割負担の方 月2回の訪問診療、訪問看護利用の場合